ホームページをレンタルサーバー借りて作る場合、サーバー会社のサービスにあるサブドメインを使うこともできますが、どうせなら独自ドメインを取得して運営をしましょう!
以前、こちらのブログでも説明していますが、ドメインとはインターネットの住所にあたる部分です。 yahoo.co.jpやgoogle.comの事をドメイン名といいます。

独自ドメインを取得するというのは、yahooやgoogleにあたるオリジナルの名称部分を決め、.jpや.comというドメインをどれにするか決める必要があります。
ドメインには、種類がいくつかあり、条件を満たさないと取得できないものがあります。
今回は、個人が取得できるものを前提に説明を進めて行きます。
国際ドメイン
国籍・業種に縛られることなく、個人でも取得することができます。
.com、.netが有名ですね。
ちなみに、.comは commercial(商用)の略です。2000年代には、IT関連の企業が多くcomドメインを取得し、インターネット関連の事業をする場合は、.comというイメージがついています。
.netはプロバイダなどネットワークサービス用に使われていました。
今は誰でも取得可能ですが、その名残でこちらもネット関連のイメージが強いです。
汎用JPドメイン
.jp 組織や個人を問いません。
日本に住所があれば誰でも登録できるタイプです。
ちなみにco.jpは日本国内で登記を行っている会社しか取得できません。
1組織で1ドメイン名しか登録できないため、企業とドメイン名が1対1で結びついており、会社としての安心感をユーザーに与えることができます。
とJPRSのサイトでは説明しています。
日本語ドメイン
その名の通り、日本語.comや日本語.jpのドメインが取得できます。
メリットは、ホームページアドレスを覚えてもらいやすい。
ローマ字よりも文字が豊富なので、自分の取得したい文字を選びやすい。といったところでしょうか。 個人的な認識としては、あまり利用されているイメージはありません。
ドメインは他にも、.infoyや.tokyo .shopなど様々なものがあります。
値段も比較的安いドメインもありますが、個人的には、comやjp、netが信頼があって良いかと思います。
さて、独自ドメインを取得するには、どうしたら良いのでしょうか?
大抵の場合、レンタルサーバを借りる時に、ドメインも一緒に購入して進めることが出来ます。
レンタルサーバーを借りるとドメインを格安で取得できる場合もあります。
ただ、そのような特典サービスの場合は、2年目以降の更新料については必要になってきます。
その為、ドメインサービスの費用については、事前に確認をしておきましょう。
もう一つは、ドメイン取得サービスを使う方法です。 代表的な会社には、下記があります。
xdomain

https://www.xdomain.ne.jp WHOIS情報の代理公開有
お名前.com(GMO)

http://www.onamae.com/ WHOIS情報の代理公開有
ムームードメイン(GMO)

https://muumuu-domain.com WHOIS情報の代理公開有
わたしが利用しているのは、お名前.comのサービスになります。
1999年からサービスを開始されている、老舗の会社です。
また、登録数も国内最大級ということもあり、サービス大手の安心感もあります。
では、お名前.comのメリット・デメリットを説明したいと思います。
デメリット
・メールが大量に来る。更新の案内など必要なメール以外に別ドメインのセールスや、キャンペーンの案内が毎日届きます。
・解約した後もメールサービスが続く。
・サポートの電話が混みやすい。ドメインだけならあまり質問もないので使うことはあまりないかもしれません。
・やたら自動更新を進めてくる。うっかりしていると契約延長になります。
メリット
・同時申込を行うとWho is代行登録を無料で行ってくれる。
・デメリットも考え方はメリットで自動更新で忘れずに契約を延長できる
・他社よりもドメイン維持・管理費が安い(キャンペーンにもよる)
・契約状況について定期的に案内があり、直近になると郵送でも案内が来る
個人でドメイン取得する場合のWhois情報公開代行の重要性について Whois情報公開代行って一体何?と思われるかもしれません。 そ
れには、まずWho isについて説明が必要になります。
Who isとは、IPアドレスやドメイン名の登録者などに関する情報を、誰でも参照できるサービスですの事です。これは以下の目的の為のサービスとなっています。
・インターネットを利用した運用・技術的問題、アクセスに関する問題等を本人同士が直接行う為
・ドメイン登録時に類似ドメインの存在を確認するため
・ドメインによる登録商標違反などを直接本人同士が解決するために必要な情報を提供 では、それにより何が問題になってくるのでしょうか?
それは、登録時にドメイン名登録者の名前および住所、登録に関する連絡の担当者の名前、住所、電子メールアドレス、電話番号の登録が必要になっている点です。
企業で登録している場合は、あくまで企業の代表ということで情報が表示されるので、住所などの情報は会社名で登録されるので問題性は低いかと思います。
ところが、個人で登録の場合は住所を含めて個人が特定されるというデメリットとなってしまいます。 Who is情報はネットで誰でも利用できるサービスです。
たとえば、個人の女性アイドルブロガーがいたとしましょう。
独自ドメインを取得して、人気ブログになった場合に、もしWho is情報に自宅の情報が表示されていたら・・・、電話番号がさらされてしまったら・・・

とても恐ろしい事だと思いませんか? そのためには、個人の場合は、Who is情報はサービス会社の情報を代わりに表示する自衛が必要だと思います。
Whois情報公開代行を利用した場合は、登録者の情報ではなくサービス提供元が用意した別の情報がWhois情報上に表示されます。

例えば、当サイトの場合このように表示されています。 キャプチャイメージには含んでいないのですが、住所等が表示される箇所がありますが、お名前.comのサービスの情報で表示されています。
ドメインを取得する場合、ドメイン名を決める時は、サイトの名前に連動してつける事が多いと思います。
専門サイトを立ち上げるつもりなら、サイト名との紐付きは変わらないと思います。
個人サイトの場合は、最初のイメージと変わっていく場合もあるかと思います。
その場合、初期につけたドメイン名と現在行っている内容が異なるので違和感がある場合もあります。
たとえば、まとめサイトを運用されている場合、最初はアイドルの情報に特化していたのに、気がつけばポケモンGOの情報が人気になり、ポケモンサイトになっていた。
そんなケースも見ているとあるようです。
サイト名は後から変更できますが、ドメインを一度取得してから変えることは難しいです。
その為、ずっと運営する中でサイト名とドメインが合わないなんてことが起こりえます。
ただ、異なるからといって問題かというとサイト上の問題というより、見る側の違和感等になります。
個人的には、最初に名前はじっくりと考えるべきだと思います。
正直、検索でページに辿り着くのが当たり前の時代ですから、ドメイン名なんて意識するユーザーは少ないかもしれません。
しかし、サイトの名前とドメイン名が異なるとサイトの信頼性という意味では落ちる可能性もあります。 そうならないように、まず最初にじっくり考えてみるという事は大切ではないでしょうか?
ドメイン名は、できるだけ覚えやすく、間違えない名前を考えるといいと思います。
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