サクッとわかる ビジネス教養シリーズ
奥山 真司著 地政学
グローバル化が進んでいる現在、ビジネスでも、金融面でも世界を考えることが必須になっていると思います。
で、世界情勢を知るうえで必要になると言われている『地政学』
わたしが地政学に興味をもったのは、ネットで
『大学教員やがアフターコロナの世界で起きる世界的緊張について質問ある?』
って記事を読んでからです。
ちなみに、このネット記事は、掲示板記事のまとめサイトなので、そんなの信用してどうなの?って思う方もいると思います。
それ以降、地政学に興味はあったのですが、積極的に勉強しようと思っていたわけでもなく今に至っていました。
先日、たまたま本屋で『サクッとわかるビジネス教養 地政学』が目に入り、少し読んで、わかりやすそうだったので購入しました。
ビジネスでも、株や投資をする上でも地政学は必要だよーってことがわかる記事で、
なるほど!となりました。
まさにサクッとわかるシリーズの名の通りです。
非常に読みやすく、中学生くらいからでも興味をもって読める本ですね。
作者の奥山先生は、大学生にも『地政学』を教えられているということで、かなりわかりやすい内容です。
実際に2時間くらいでサクッと読めました。
ボリュームもちょうど良いと思いました。
図解が多くてわかりやすい。
一つの内容がだいたい見開き2ページで収まっておりわかりやすいです。
主なチャプターは下記の4つです。
基本的な6つの概念
日本の地政学
アメリカ・ロシア・中国の地政学
アジア・中東・ヨーロッパの地政学
この4つのチャプターから見えてくる世界は、過去の事例含めなるほどと思えました。
で、今回私が学んだ事は
今後の世界情勢を考えるなら、地政学的な面ではどうなのかという情報も一緒に調べるべき!
2022年2月12日現在、
日本のニュースでも、ウクライナ情勢については緊張が高まっているニュースが増えています。
ロシアの軍事侵攻がまもなく起こるかもしれません。
すでに、海外では株価への影響も出ており、本当に軍事侵攻があった場合、株価への影響はどれほどのものになるのでしょうか?
このウクライナ問題についても、地政学の面での説明でされています。
ロシアとしては、黒海ルートを死守や、ウクライナがNATOに入ることで緩衝地帯が無くなる事を避けたいのでしょう。
このように、世界の武力衝突がなぜ起こるのかという事も、地政学的な面について、わかりやすく解説されています。
わたしが気になっていた北極海ルートについては、早急にルートとして整備されるのは時間がかかりそうだという事や、
ロシアの通行料が不透明な部分もあったり、船舶も専用のものが必要だったり、課題も多そうです。
ただ、世界各国が開発に積極的な点から、やはり航路として整備されるのは考えておいたほうがよさそうです。
そうなった時は、日本にもチャンスがあると!
投資をするなら、コロナ後の世界情勢も見据えて対象を考えていく必要があるのだなという事を改めて思いました。
ちなみに・・・
今だけ限定!アフガニスタンの今、バイデン早わかりの8Pの購入特典も付いていますよ!
出版されたのが2020年とうことで、アメリカはトランプ政権での地政学の説明なので、この特典は、今を知るという点ではよかったです。

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